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自動車保険で支払われる賠償額はいくらが適切?補償額の決め方

日本は車社会と言われ、多くの人が車を保有しています。特に地方に行くほど車は必需品になっており、運転する機会も多くなります。そんな時に気になるのがもしも事故を起こした場合の賠償額です。どれくらいの額に加入しておけばよいのか見てみましょう。

【自動車保険の種類】

自動車保険は下記のような物からなっています。

・対人賠償保険

・対物賠償保険

・搭乗者傷害保険

・人身傷害補償保険

・自損事故保険

・無保険車傷害保険

・車両保険

の7つがありますが、この中でも主なものは対人賠償保険と対物賠償保険です。これらについて補償額を見てみましょう。

【対人・対物賠償保険の補償額】

これらについては、補償額は決めず無制限にしておく方がよいでしょう。これは、自動車保険の必要性からもわかりますが自動車事故を起こした場合に莫大な損害賠償を求められるケースがあるからです。もしも、相手が死亡してしまった場合や、重い後遺障害などが残った場合には裁判で数億円もの賠償請求をされるケースもあります。無制限から数千万円まで、補償額を減額しても保険料としてはさほど変わりません。ですから、このようなリスクを考えると賠償額は無制限にしておいた方が安心です。

【それ以外の自動車保険】

これら以外の自動車保険についても見ておきましょう。自損事故保険と、無保険車傷害保険について、保険金額は固定されている為変える事は出来ません。搭乗者傷害保険の場合は、死亡保険金をもとに入院した場合の日額料金を決めるようになります。例えば、1千万円程度の補償額を付けた場合、入院日額1万5千円程度になります。搭乗者傷害保険は、過失割合に関係なく補償されるものです。人身傷害補償保険は、怪我の治療などにかかった費用の実費が支払われます。死亡保険金に関しては、一般的に5千万円程度のものに加入する人が多いようです。ただ、別に生命保険などに加入している人はそこから死亡保険金が支払われますので、補償額は調整しましょう。車両保険は、車の時価をもとに補償額が計算されますので年数が経過した古い車の場合などは付けても時価以上は補償されませんので気を付けましょう。

【まとめ】

多くの種類がある自動車保険ですが、ポイントさえ押さえておけば補償額や、保険料で悩む必要はありません。自動車保険は各社によって、保険料に大きな差がでますので加入を検討する時には数社から見積もりを取ってみるとよいでしょう。

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